← Tourism and the Ainu language: Links between visibility and vitality; negotiations of agency and authenticity

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  1. 作成 編集者 Saana Santalahti · 2026年9月7日 22:43

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    author
    Saana Santalahti
    category
    secondary
    featured
    false
    languages
    ain, eng
    provenanceRepo
    website
    region
    hokkaido
    scripts
    latn
    slug
    tourism-and-the-ainu-language-links-between-visibility-and
    summary
    Doctoral dissertation, University of Helsinki. 過去 100 年にわたり、アイヌ文化観光は、北海道の観光イメージを形成する重要な要素 となってきた。その中で、アイヌ語は観光体験を構成する一要素として活用されている。 さらに、2019 年に施行されたアイヌ施策推進法では、観光振興をはじめとする地域事業 を通じたアイヌ文化の推進に向けた具体的な施策が盛り込まれ、2020 年には民族共生象 徴空間「ウポポイ」が開業したことで、アイヌ文化観光は全国的に一層高い注目を集め るようになった。 本博士論文では、言語景観データおよびアイヌ主体の文化観光に関わる人々へのインタ ビュー調査に基づき、アイヌ語が文化観光のなかでどのように用いられているのかを分 析するとともに、その言語使用が言語復興およびアイヌ語の取り戻しにどのような意義 を持つのかを考察した。 本研究の結果、文化観光は公共空間におけるアイヌ語の使用機会と可視性を大きく高め ていることが明らかとなった。このような可視性は、日本社会におけるアイヌ文化およ びアイヌ民族への理解を促し、将来的なアイヌ語の使用拡大につながる可能性を有して いる。また、現代における新たな言語使用領域として、観光はアイヌ語の使用機会を創 出するとともに、その使用に社会経済的価値を付与する場となっている。さらに、観光 は地域ごとの多様な方言や、アイヌ語表記として用いられるカタカナとローマ字の双方 の使用を促進している。その上、新造語の使用を拡大する可能性がある。一方で、観光 がアイヌ語使用の主要な場となることへの懸念も示された。観光における象徴的な言語 使用が中心となる場合、それが必ずしも日常的なコミュニケーションにおける言語使用 の拡大につながるとは限らない。 本論文のもう一つの重要な知見は、アイヌの主体性の重要性である。文化的配慮に基づ く言語使用を促進し、固定化されたイメージを助長したり、アイヌ語をアイヌ民族から 切り離して用いたりすることを防ぐためには、アイヌ自身が文化観光を主体的に担うこ とが不可欠である。アイヌ主体の文化観光は、言語と文化に対する主体性を強化すると ともに、言語復興およびアイヌ語の取り戻しを進めるうえでも重要な役割を果たすこと が示された。
    title
    Tourism and the Ainu language: Links between visibility and vitality; negotiations of agency and authenticity
    type
    thesis
    yearCertainty
    exact
    yearText
    2026
    links
    • + website: http://hdl.handle.net/10138/636385